環境に適した投資法

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最近コカ・コーラのCMを見てビックリしました。
よくわかりませんが、人間が鳥になったようなファンキーなコカ・コーラのCMです。

昔は「スッキリ、爽やか、コカ・コーラ」というキャッチコピーのように清涼感・清潔感溢れるCMの通りの印象だったのですが、今では「ベトベト、ねちねち、コカ・コーラ」というのが私の印象です。

おそらくコカ・コーラ自体は今も昔も変わっていないことだと思います。
ところが周りの環境が「スッキリ、爽やか」を好む風潮になり、炭酸飲料水もダイエット、カロリーオフ、糖分控えめなどが当たり前になり、本来コカ・コーラの「サッパリ、爽やか」という優位性が薄れるどころか、むしろ他の炭酸飲料に「スッキリ、爽やか」という印象を奪われてしまったように思います。

周りの環境が「スッキリ、爽やか」を好む風潮になったことは、コカ・コーラには先見の目があり、世間がその通りになったことは喜ばしいことだと思います。
しかし、コカ・コーラは(CMや印象を含めて)環境の変化に対応しきれなかったような印象があります。

もちろん、「ダイエット コカ・コーラ」や「コカ・コーラ ライト」や「コカ・コーラ ゼロ」などの炭酸飲料を作り、環境の変化に対応した努力は素晴らしいと思いますが、昔のような優位性は無くなったように思います。

相場に関しても同様に、名の通った投資法であれば昔はそれなりに優位性があるのだと思います。
昔は良かった(環境に合っていた)手法も、周りの環境の変化に対応しきれない投資法があります。
そのため、その投資法は今の時代の環境に適した投資法であるかが重要だと思います。

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